
5/4〜5、第3回全国チョウ類保全シンポジウムが、山形県鮭川村で開催されました。天候に恵まれ、ギフチョウとヒメギフチョウの成虫が見られたほか、産卵数調査で卵塊と幼虫も観察できました。
私は、過去にここで、専門家と何度か生きもの調査をしましたが、うれしいことに保全活動が地道に続いていて、専門家も足しげく通って来たおりました。ご苦労様ですね。
燃料革命以前、雑木が炭の原料として活用され、山の手入れが行き届いたから下草にチョウの食草があって命をつないで来ました。でも、いまは生息環境に適した場所は、そう多くありません。人口の減少と荒れた里山が、多様な生命の継続を危うくしているのですね。チョウのはかない一生を考え、そして、その姿を見ると、胸が締め付けられる思いでした。
多くの方々に、日本の荒廃した森と里山、農村の現状に触れてほしいですね。チョウを考えることは、人の命を考えることですから。
今回のシンポジウムでは著名な昆虫写真家、海野和男さんをお招きし、ワークショップと基調講演がありました。基調講演では世界の美しいチョウの写真を見せながら、地球環境を保全していくことの大切さを述べておりましたが、とても思い出に残るフレーズがありました。
「みなさん、ぜひ、捕らないで撮りましょう!」
命の存続に、重要なことですね。




今後のご活躍を祈念いたします。